心臓ドックのご案内

心臓ドックの必要性

「まだそんな歳じゃないから」「しんどくなってもすぐに治るから大丈夫だ」など、身体の不調を見て見ぬふりをする方が少なからずおられます。「じぶんは大丈夫」と言うのが、一番怖いことなのです。
年齢にかかわらず、仕事や日常生活で、いつもとは違う息切れ、胸痛、動悸を感じたとしたら、そのとき、心臓が異常を訴えているのです。なかでも特に、胸痛、動悸、労作時の息切れを認める方、高血圧、糖尿病、高脂血症などを指摘されたことのある方、喫煙歴のある方、肥満のある方、親族に心筋梗塞、狭心症などの方がおられるとか、日頃より心臓に不安を覚えている方は、ぜひ、早期に必要な検査を受けられるようお奨めいたします。
最先端の検査機器を駆使する当院の心臓ドックは、検査時間も短く、しかも今まで見つけられなかったような異常を的確に見つけ、その後の治療に結びつけていきます。
「じぶんは大丈夫」と思っておられる方にこそ、受けていただきたい心臓ドックです。

検査時間が短いのも、当病院の心臓ドックの特長です。
検査時間は、受付後の身体計測~心臓超音波・頸部血管超音波~胸部X線・脳波伝播速度・眼科診療~64列マルチスライスCTまで、約90分。忙しいあなたの時間を不必要にとることのない心臓ドックです。

検査項目

心臓ドックスケジュール

項目

 

64列マルチスライス心臓CTの特徴

従来の心臓ドックでは、心電図や胸部X線、心エコー、運動負荷心電図検査などで検査をおこなってきました。しかしこれでは、虚血性疾患陰性であっても判定は難しいとされてきました。
当病院が導入した「64マルチスライスCT」は、非浸襲的(カテーテルを使わない)に冠動脈を直接見ることができる冠動脈CT造影を可能にしました。これにより、今まで発見できなかった心臓の異常を正確に素早く見つけ、心筋梗塞や突然死を未然に防ぐことができるようになりました。

64列マルチスライス心臓CT

64列マルチスライス心臓CTの特徴

360°さまざまな角度から心臓をスキャンし、3D 画像でチェックします。
今までの検査で見つけられなかったような障害を「64 列マルチスライス心臓CT」なら発見できます。


発見例

例1 発見例 ① 47歳 男性

高脂血症で治療中でした。コレステロールを低下させる内服薬で、血液中のコレステロールは正常になりました。胸痛などの症状も全くなかったのですが主治医の奨めで当院の心臓ドックを受診しました。左の冠動脈にかなり進んだ動脈硬化性の狭窄が発見されました。このような狭窄をそのままにしておくと近い将来急性心筋梗塞になる可能性が高いです。さらに厳密にコレステロールや血圧を管理し運動をすることの重要性が認識され、現在続行中です。

 

例1 発見例 ② 57歳 男性

高血圧で治療中でした。1週間前から軽労作での胸痛を自覚し、安静時にも出現するために、当院の外来を受診しました。すぐにマルチスライスCTを施行し、右の冠状動脈が詰まりかけている状態であることが判明し緊急入院となりました。風船で広げる治療を施行され、急性心筋梗塞にならずに済みました。

 

 

例1 発見例 ③63歳 男性

糖尿病で治療中でした。糖尿のコントロールは良好で、特に胸部症状もなかったのですが、主治医の奨めで心臓CTを施行されました。
右の冠状動脈にかなり狭い狭窄が見つかり、風船で広げる治療が施行されました。糖尿病の罹病期間が長いとなかなか胸痛などの症状が出なく、症状がないからといって安心していられません。早めの検診が大事になってきます。

 

例1 発見例④43歳 男性

肥満、高血圧、糖尿病を会社の検診で指摘され、当院の心臓ドックを受診されました。最近軽い胸部圧迫感も自覚されていました。冠状動脈にかなり狭い狭窄が発見され、ただちに入院し風船治療にて軽快しました。
比較的若い方でも心筋梗塞は増えています。リスクファクターをお持ちの働き盛りの方に是非お奨めしたい検査です。

 

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大阪掖済会病院 検診課 (担当:藤原)